歳だけは世間で言う大人でも
中身は子供、そして無知であり、非常識。
今では【当たり前】、【常識】と分かっていることが
なんの疑いもなく、【今】が当たり前だ、と過ごしていたという愚かさ、怖さ。
そんな愚かさが招いた悲劇と
そうでない、と思いたい最低な考え。
暖かい部屋とフカフカのクッション。
「今なんて言ったの?すごいね!」
眠ったはずなのに襲ってくる睡魔、
本当に悲しいことが起こった時は
心臓が締め付けられて
涙は出ないです。
ただただ
ただただ
虚無感。空っぽ、まさしく。
夜泣き、おむつ、ドライブ、プリクラ
次から次へと増えた子供
上書きされていく思い出の中
絶対忘れない感触匂い日々痛み
信じられないことが起こることもある。
(これは夢?)と、本気で思うこともある。
神頼みしかないと、真剣に祈ることもある。
「まさか自分が...」と、ドラマみたいに思うこともある。
生きていればどんなことだって起こり得て
悲しくても寂しくても自分を責めても
わたしの命は今、
あなたをぎゅーするための腕
あなたにちゅーするための口
皆に「大切」を伝えるための言葉
笑い声を追いかけるための足
たいせつなたいせつなきみたち
【あなた】
・言葉にできないあいしてる
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