始まりは暗い中
何か手がかりを探しているうちに
小さな灯りが一つ灯る
また一つ…
そうしているうちに
いつの間にか周りは少しずつ明るくなってゆく
何気ない会話
呼吸
交わる視線
その一つ一つが心地良い
派手ではないけれど
そんな繰り返しが
嬉しい
あの時はまだ寒かったけれど…
今はほんわり暖かい
真理子